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ご報告 新潟Akiha/Sanjo森のようちえん

ご報告 新潟Akiha/Sanjo森のようちえん
森のようちえんネットワーク連盟の皆様
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こんにちは、新潟のNPO法人アキハロハス、Akiha/Sanjo森のようちえん代表の原と申します。
コロナウイルスの影響も少し落ち着いてきましたので、ご報告と思い文章をあげさせて頂きました。
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新潟県新潟市秋葉区にありますAkiha森のようちえん、新潟県三条市にありますSanjo森のようちえんは、
おかげさまで今年、令和2年の4月から両園とも地方裁量型認定こども園に移行開園いたしました。
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特にAkiha森のようちえんは、都市公園でもある新潟市の秋葉公園の中に園舎を建設させて頂いての開園となり、
かなりハードルが高かったですが、様々な方面からご理解とご支援を頂き開園にこぎつけることができました。
両園とも、今までの(Akihaは9年、Sanjoは5年)拠点場所を変えることなく園舎を建設し、開園できたことは非常にありがたかったです。
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園の保育は保育時間は長くなりましたが、保育スタイルはほぼ今までの両森のようちえんのまま保育が行われております。
給食は、自園の給食室で調理されたものをお弁当にして調理員さんがお出掛け先のフィールドまで届ける、内田さんのみっけさんスタイルをとっています。
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私が2010年から本格的に森のようちえんの開設準備を始めて10年、両園の認定こども園化と共に
新潟市からの委託事業で今年7年目の、乳児さん親子対象の子育て支援センター「Akiha里山子育て支援センター森のいえ」
これも新潟市からの委託事業で4年目の、毎週土曜日開催の「Akihaマウンテンプレーパーク」
そして自主事業で始め3年目の、小学生の平日毎日の放課後事業「Akiha放課後里学校」(現在20人ほど在籍)
も開設及び継続され、私が思い描いていた、日常的に0歳?9歳の「ツ」のつく年齢期のこども達を、自然の中で育むスタイルができてきました。
それに伴い、新潟市も森のようちえんやその他の事業を市の魅力ととらえ様々なバックアップをして頂けるようになり、その期待に私達も少しづつ応えることができるようになってきました。
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また私が、NPO法人の他に営んでいる造園会社(?フィールドスケープ)では、4?5年ほど前から保育園やこども園の園庭を、
森のように子どもが自然に触れて遊べるようにつくる園庭づくりの事業を開始し、現在までに新潟県内で10を超える園の園庭づくりを行ってくることができ、現在もご依頼を頂いているところです。
これは森のようちえんに通えるこども達は本当にほんの一握りの子ども達だけであり、それでは残念すぎるし、子どもたちが外で自然に触れて育っていく事の社会化がなかなか進んでいかない、との想いから始めた事業です。
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森のようちえんを学びに伺った当初、内田さんから聞いた 「森のようちえんを社会化する」 という想い。この想いはずっと私の中の森のようちえんを進めて行く「核」です。
この「森のようちえんの社会化」をするために、私は森のようちえんだけでなく、様々な年齢、様々な方面の人達にアプローチをし、地域の中で貢献していく必要があると考え事業や活動を進めてきました。
そして、それがAkiha/Sanjo森のようちえん両園の同時認定こども園化につながったと考えています。
現在も森のようちえんとつながり、地域の魅力、将来の希望となるライフカルチャーをつくる事業を農業法人を設立し仲間たちと進めているところです。
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これからも近視眼的にならず、幸せなこども達の未来、幸せな社会、を少しでも実現するために「森のようちえん」を運営していくことを忘れずに、主体的に、痛みも、悩みも、楽しみも、喜びも、肚におさめて勇気を持って、新潟の地で事業に挑んで行きたいと考えております。
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長くなってしまい大変失礼いたしました。
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NPO法人アキハロハス
認定こども園Akiha森のようちえん
認定こども園Sanjo森のようちえん
代表 原 淳一
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