森のようちえん・スタートアップ支援 実施要項
~あこがれの「森のようちえん」実施に向けた小さな一歩、応援します~
森のようちえん、という言葉が世に響き始めて十数年。最初は本当に小さな活動でした。それが今や「新しくも懐かしい、幼児教育・保育の有効な手法」の一つとして全国にその理念や活動が広がり、各主体がそれぞれの立場で活動を推進しています。そんな変遷をたどってきた当連盟であるだけに、小さな活動を始めようとしている皆様の思いや悩みが痛いほどわかるなあ・・・。
そんな団体会員の皆様のところへ、当連盟より講師・あるいはファシリテーターが伺い、スタートアップをお手伝いいたします。例えば、来年度あたりから「はじめの一歩」を踏み出そうとしている方の背中をそっと押すような学びや気づきを促進します。このお手伝いを通して、日本の中にまた新しい森のようちえんが誕生する瞬間を共にしたいと考えています。
興味のある団体の皆様、以下の要領をご一読の上、応募ください。
名称 森のようちえん・スタートアップ支援
主催 応募団体
協力 NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟(主管;普及啓発部会)
対象 これから森のようちえんを始めたい、最近始めたばかり、という団体
(1)近い将来、特に自主保育型森のようちえんを設立させたいと考えている団体
(2)近い将来、森のようちえんという手法を取り入れたいと思っている団体
(3)最近森のようちえんを始めたが、スタッフ育成やイメージ共有に悩んでいる運営者
(4)森のようちえんの、特に「森側」をどう利活用すべきかで悩んでいる団体
内容 連盟発行冊子「森とこどものための本」を活用し、ワークショップ手法を用いたスタートアップ支援
1.ここにはこんなことが書いてありますが、あなたならどうする?
2.どんな思いでチームを作る?どんな思いを共通の理念とする?
3.どうやって、スタッフのモチベーションを高める?
など、基本的には問いかけに対する自身の考えやアクションを引き出すような手法を使います。
<ワークショップ スケジュール例>
10:00-12:00 オープニング 本を使った概論の確認 目的共有など
13:00-14:30 屋外実習
14:30-16:00 本を使ったふりかえりワーク まとめ
※公募による参加者構成、というよりも、今後一緒に活動することを想定している、あるいは活動を一緒に始めた仲間・スタッフによって参加者が構成されているのが理想です。
講師 「森とこどものための本」執筆編集担当者
野村 直子(NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟普及啓発委員)
上田 融(NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟理事)
費用 ワークショップ提供料22,000円(税込 本代2,20円は別←事前に主催者で取りまとめていただき、必要部数を持ち込みます)
募集数 先着3件(NPO法人森のようちえん全国ネットワーク団体会員を原則とします)
募集期日 令和6年9月30日(月)まで
その他
(1)希望者は、申し込みフォームに必要事項をお書きください。
(2)先着順ではありますが、申し込みフォームに書かれている内容や事務局・ワークショップ担当者とのやり取りにおいて十分な接点が見出せない、あるいは主旨と実態が適合しない場合(既に何年も実施している、当日参加者のニーズが多岐に渡り過ぎている など)は、お断りする場合もございます。
(3)ワークショップ開催に向け、主催者の方と何度かオンラインミーティングをすることを想定しています。
(4)開催当日の会場及び必要備品(プロジェクター、スクリーン、簡単な文具)は、主催者にてご用意ください。
(5)基本的にはNPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟会員むけのワークショップですので未入会の個人・団体は、ワークショップ終了後に入会していただくこととなりますことをあらかじめご了承ください。
(6)ワークショップ当日は、屋外での活動も想定されます。主催者のお声かけで、参加者の障害保険加入をお願いいたします。