里山をフィールドにした森の学校みっけで、子どもたちの学びと育ちに寄り添う、現場のスタッフを募集します。
森の学校みっけは「人と人」「人と地球」のつながりを紡ぐオルタナティブスクール。開校から3年目を迎えて学校に通う小学生は21人まで増え、羊も仲間に加わり(!)、にぎやかな日々を送っています。
子どもたちは、ある時は職人のような顔つきで木を切ってスプーンをつくったり、ある時は水色に輝くカンタロウミミズの道案内で山を登る冒険に出かけたり。決まった時間割のないみっけでは、自分や仲間の興味関心を拠りどころに、森で遊び、生命に触れ、「今この瞬間」にどっぷり浸って過ごします。
私設の学校ですが、子どもたちは公立小学校に在籍しており、みっけに通うことで出席日数がカウントされています。町内の各学校や地域との連携も盛んで、地元の小学校との合同授業に参加する機会があったり、高専のイベントに出店したりと、小さなまちならではの関わり合いがあります。
今回募集するポジションは、こうした地域との連携を促進したり、子どもたちを地球環境にまつわる学びへ誘ってくれる現場スタッフです。学校種は問いませんが、子どもと直接的に関わる仕事をしてきた人に来てほしいと思っています。
募集にあたり、現場責任者の富樫さんと代表の松岡さんに、みっけで大切にしていることやこれから挑戦していきたいことを話してもらいました。
写真左:富樫耀(とがし よう)
北海道出身。公立の中学校と私立の小学校で合計9年間教員として働く中で、学校をつくるところから携わりたいと感じ、2024年春からみっけの現場責任者に。ファッションが大好き。
写真右:松岡美緒(まつおか みお)
NPO法人森の学校みっけ代表理事。東京出身。イギリスの大学院で国際関係学を専攻したのち、パキスタンの平和構築NGOに従事。神山町へ移住し、2022年4月に森の学校みっけを開校。
学校をつくる手触り感
ーーーー 富樫さんは北海道や高知で教員として働いていたんだよね。みっけにたどり着いた背景は?
富樫 公立では2校勤めて。1校目は人口2000人切ってるようなところで、初日に学校行ったら子どもたちが出迎えてくれたり、引越しの時には地元のおっちゃん、実は保護者だとあとで分かるんですけど、がストーブとか運んでくれたり、地域ぐるみな感じで。
お世話してくれるベテランの先生がいたんだけど、その人が酒飲んだらいつも喧嘩吹っかけてきて、でもそれで自分も本音で教育のことを話したし、本音で言っても大丈夫なんだって学んで。そこで過ごしたことが自分の人生のベースになってるかなと思います。
2校目も田舎なんだけど1校目とは文化が全然違ってて、すごくルールが厳しかった。廊下で立ち止まって目を見てから「先生、おはようございます」って言うとか、体育のシャツはズボンに入れるとか。生徒たちは素朴でかわいかったんだけど、軍隊かなって気持ちになって、「子どもってもっと自由にできるよな」って疑問が生まれて。
それから理念に共感する私立に行きました。そこでは理念と現実の壁を感じました。学校が自由を掲げれば、全てうまくいくと盲信もしていたのかも知れません。絶対に揺るがない軸とは何なのか?目の前の忙しさと混沌から、何を選び何をしないとするのか?ボトムアップでつくる難しさに悩みました。
それぐらいから、自由ってもらうものじゃなくて、自分たちでつくっていかないとダメなんだなって。つくりたいと思った。でも、当時いた学校ではあまりにぶつかりしか起きなくて、これは何なんだって思ってしまったんですね。最初は完成した学校に行けばいいと思ってたけど、もっと根底の、学校をつくるところからちゃんと学ばないといけなかったんでしょうね。
そんなモヤモヤしてる時に、ちょうど興味のあった神山町を調べていたらみっけが現場責任者の募集をしていて。もう一回やり直したいなという気持ちで、来ました。
富樫さんの周りに群がる子どもたち。何やら楽しそうな作戦会議が行われている。対等と感じる間柄から生まれるアイディアは創造性に溢れている
ーーーー みっけのメンバーに加わって約半年が経った。当初の「学校をつくる」という意識や感覚に変化はあった?
富樫 言葉で言うより難しいなって思いました。でも難しさと同時に、手応えが出てきた。
なんとなく「自由な学校をつくればいい」と思ってたけど、いざやるとなると、自由な学校って何?どうやってつくるの?って疑問が出てきて。用意してもらう側じゃなくて、自分が関わる側になった時に、 本当に自分ごとになるなと。
そこで感じる充実感と苦労は2〜3倍に増えてるけど、やってて手触り感があるのがすごくいい。
松岡 その手触り感はどういうところで感じるの?
富樫 一つは、自分が主体になって関わった時にその人の変化を感じる。僕、これまではどっちかというと文句言う側の方だったと思うんです。それが反対側になると、過去の自分のように文句を言わせるような状況にさせてはならん、となった。
だから、実感というか自分が変化したことなんじゃないかな。相手が変わるというより自分が変化して、状況が変わって、相手も変化した時に、あ、って。やってる瞬間じゃなくて、終わってふとした時に思い返して、感じる。
みっけでは給食を食べる場所は各々好きなところを選ぶ。川に足をつけながらご飯を頬張る子どもたち
毎週ある子どもたちだけでご飯を作る子どもキッチンの日。学校の川で採れたモクズガニをスパイスカレーに
大人たちの環境が整うと、子どもたちももっと輝ける
松岡 ようちゃん(富樫さん)は入った時から「働いてる人が誇りに思える職場をつくりたい」って言ってくれてて。その人は本当は何がニーズで、どんなことに輝きたいって思ってて、どうしてあげたらもっと輝くのか、を考えてる。その姿を見て、私も勉強させてもらってるし、みんなが働いてて幸せそう。
スタッフの間で、自分から動く行動が前よりすごく増えたなと思ってて。ようちゃんは「みんなで決めたらいいよ」という雰囲気で聞いてくれるから、みんなが「自分はどうしたいんだろう」「どうしたら現場良くなるのかな」って考えるチャンスが増えたのかな。大人の変化をすごく感じる。
富樫 職場環境でよかったなと思うのは、対話が文化としてあること。一応自分は現場責任者って役職がついてるけど、他の人たちは多分それを特別に意識してなくて、お互いにオープンな感じで思ったことを言える。で、その根っこに子どもがどうなるか、 みっけがどうなるか、が中心に据えられてる文化を感じる。それがいいなって。
今までの公立学校は、子どものためってのはあるけど、どこかで文科省の通達がありますとか、なんかちょっと大義名分すぎて遠い。私立の小学校に行った時には、子どものためにやってるけど、運営組織の階層があって、運営目線と現場目線の違いや気持ちだけでは埋めきれないその溝に、悩みました。みっけはストーリーと筋が通ってるなと、自分の中では感じる。
朝のスタッフミーティング。森の空気を吸いながら自分の気持ちに向き合うところから始まる。顔に日光を当てながらエネルギーを充電したい人や今日の楽しみな子どものプランを話す人など、顔を合わせて互いのコンディションを確認
松岡 ようちゃんは、もっと保護者と一緒に学校をつくりたいって言ってくれてて。多分保護者も同じ想いだったけど、開校初期はどこまで踏み込んでいいのか境界線が分からないままスタートしたから、混乱してた。今はこちらの体制も少しは整頓されて、保護者の人も「自分はこれぐらいお手伝いできるよ」というラインを引きやすくなって、一緒に力を発揮できるようになってきた。自分たちの子どものため、自分たちの地球のためにこういう風にやりたいって思いで集まって再出発してる感覚です。
この間の保護者会では、「麦芽を育てながら一緒に畑でビール飲みながら語らいたい」「やりたい!それは絶対やりたい!」と盛り上がって。「羊のことだったら関われるよ」とか「石積み一緒に学びたい」とか、自分たちの知識と体力を考慮しながら、こういう風だったら学校に関わりたいと言う表現をする場になっていた。
みっけでは月に一回Good Earth Meetingという名の保護者会を開いている。この回では床に並べたエコビレッジの事例をヒントにみっけのフィールドでやりたいことについて話し合った
ーーーー スタッフや保護者が自然体でいられることを大事にしてるんだね。みっけの子どもたちはどんな印象?
富樫 お互いに人間扱いだなって思いますね。時々は「どうせスタッフが決めるんでしょ」とか言ったりするけど、お互いに人間として対等。大人と子どもでは経験とか取れる責任の範囲が違うってことはあるけども、 同じ人間として思った気持ちは言っても大丈夫っていう関係性があるなと感じます。
ーーーー スタッフと子どもの関係も対等だし、子ども同士も?
富樫 そうだと思います。お互いの年齢を細かく認識していないせいか、1年生と6年生が喧嘩していることもあります。ある意味対等と感じているからできるのかな?
ーーーー 働く環境としてはこれまではクラスに一人の先生だったけど、みっけでは子ども20人いる中にスタッフが4人いて。 その感覚はどういう風に感じてる?
富樫 一言で言うと、難しい。コミュニケーションとか阿吽の呼吸、以心伝心になってくるのかな。最初は、複数の大人がいるのはいいことしかないと思ってた。1人で担任してる時は、がっちりホールドするためにあれこれ縛りとか条件つけてやってて。それが外せるといいと思った。
でも今度は薄くなる。公立では1人で22人の担任をしてたのに、みっけになると22人が全然把握できてない。 把握するためには、4人の大人が必要。だけど、それぞれの考えで拡散していくと、ダメじゃないけど、新しいものは生まれにくくて。
大人の間で、「バラバラに動くけどここは一緒だよね」「今日こういう仕掛けしようね」って気持ちで見てると、 言葉にしなくてもなんとなく気づけることがあるなと思うんですよね。逆にコミュニケーションが必要なのかな。
コミュニケーションは、お互いをわかってるってこと。相手がどういう人で、こういう時こうするだろうなってのがわかってるのが大事になるんだと学びました。
ーーーー スタッフたちに共通項はある?
富樫 自分の世界がある人たち。人は人、自分は自分っていう感覚。別に自分と同じ意見じゃなくても、「あなたはそう思うのね」って。揃えないといけない、同じでないといけないって同調圧力みたいなのはない。
栗を収穫する子どもたちの奥に映る虹色の小屋はトイレ。入学式にどんなジェンダーの人でも躊躇せず入れるようなトイレを作ろうと子どもたちが提案してくれたのはスタッフが多様な在り方を普段からオープンにできる環境があったから
「地域とつながる」「地球とつながる」
ーーーー 今みっけの現場には現場責任者のようちゃんがいて、もう一人が木工とかDIYが得意でフィールドデザインを担当してる。あと非常勤スタッフと食のスタッフがいる。今回の募集ではどんな人に来てほしい?
松岡 子どもたちの日常を毎日見守れる常勤のスタッフを探している。みっけが大事にしてる5つのつながりのうち「地域とつながる」「地球とつながる」に強い人に来てほしい。
今、「スタッフ」から「メンター」という名称に変えようとしています。 子どもたちの活動をどういう風にしたら応援できるのか、どういう風に見守ったら種のような存在(子どもたち)が 栄養をいっぱい含んでどこかで芽を出せるのか、ということを考えられる人に来てもらえるといいな。十何年後か何十年後かの景色を楽しみながら、地域の人、季節の流れを取り込みながら、子どもたちの成長を待ったり楽しんだりできる人。
もう一つは、ずっと半屋外での活動だから、体力は必要。アウトドアが好きで、自然との循環を心から喜んでできる人には天職じゃないかな。目の前の子どももそうだし、子どもたちが生きるこれからの地球も想像しながら、未来を生きる子どもたちと地球を共に楽しめる人。
神山は水が豊かで滝が何本も流れている。子どもたちはここで動物の骨を見つけ、筋肉や骨の名前を調べ始めた。地球が私たちの教室だ
富樫 業務内容という言い方だと、子どもの活動のサポート、提案。学校活動に地域の人や保護者を巻き込んでいく。
松岡 招待していく、という表現が合うかな。その根本には、伝統的な知識や経験を尊重したい思いがあって。それはただ古いからいいということではなくて、自然の中で循環の生活に理にかなってるものがあったり、昔の人しか知らない遊びがあったり。生き物がどんどんなくなってる中で子どもたちがその景色も少しでも垣間見れるように接点をつくり続けたいなって思ってて。
そういう意味で、地域の人たちが来てくれたり、交流したりできるといい。物事の知識もそうだけど、あそこに行けばこの人に会えるとか、この人に聞けば何々を教えてくれるみたいな、そういう地域のリソースマップを知ってることも子どもの自立にすごくつながるなって思っています。
招いて来てくれた人とまちですれ違った時に、「魚釣りを教えてくれた人だ」「地域で採れる木の実を教えてくれた人だ」 と、子どもたちがもっと神山をホームと感じたり、自分たちが生かされてると感じるのかなって思う。そういう意味で、地域の人とつなげてくれる人がいるといいよね。
地域の農家さんの田植え作業をお手伝いしに出かけたみっけの子どもたち。2か所の違う田んぼに入ると、ここの土の手触りはこう違う!と興奮気味に教えてくれた
地元の木工作家に来てもらい樹齢300年の木の声に耳を傾けながら道具を使って木の扱いを教えてもらう。この日はお遍路の準備に向けて木から数珠を作った
ーーーー それが「地域とつながる」。「地球とつながる」については?
松岡 みっけは今、コンポストトイレを使ったり、グレーウォーターシステム(生活排水を菜園の散水などに再利用する仕組み)を使ったりしてて。排泄物や排水といった一般的にゴミとされるものが工夫次第で地球を豊かにできる可能性があること、 自分たちの出したゴミをどういう風にメンテナンスできるか考えるチャンスがある。そんなデザインをフィールドのいろんなところに散りばめてる。
みっけのコンポストトイレ。製材所からもらったいい香りがする杉やヒノキのおがくずを使い、匂いや虫を防ぐ。子どもたちは毎日自分たちで清掃し、1年後には栄養満点のになる堆肥になることを知っている
例えば水にマイクロプラスチックがたくさん含まれている現状を知って、川の上流に住んでる私たちの責任を考えた時に、マイクロプラが出ない素材でお皿を洗おう、というような話は、どこか遠いところで起きてるのではなく、みんなの目の前で起きている。さてどうしよう?と手を動かして結果を変えられる。そういう意味でここは特別なフィールドなんです。
子どもたちが “be the change”、その変化になる。フィールドで学んだことと子どもたちの発見と、社会で起きてることをつなげて、実際のアクションにつなげていく。それが最終的に地域にとっていいものになる。そうして全部つながってるんだっていうのを実感できたら面白いかもしれない。
インドネシア・バリにあるグリーンスクールなど、環境に特化している学校が海外にはありますよね。子どもたちにとって自然素材を使ったアート活動やフィールドのメンテナンスは当たり前になりがちだけど、本当は日本ではすごく珍しい環境教育の種類だと思います。この活動を言葉にするだけで、社会の大きな希望になったり、地球を再生するための世界に変化するきっかけになったりすると思っている。新しく来てもらう方には子どもたちが手にしているスキルや持っている興味から始まったアウトプットが社会変革の一部になるとイメージできる人に来てもらえたら嬉しい。
東京で行われたイベントで子どもたちは「森でみっけた地球にいいこと」という題で学校のプロジェクトをクイズを交えて発表した。30名以上のオーディエンスは拍手喝采だった
学校の活動全体に通じることだと思うけど、特に「地球とつながる」の文脈で大切にしたいのは、美味しい、楽しい、美しい、自分らしいというキーワード。地球に関しては気候変動など悲しいニュースが多いのと、このやり方が絶対に合ってるという議論が生まれやすい。
一方でみっけでやってみたいのは、「わくわくしながら地球を再生する」実験。海水から塩を炊いて美味しい塩むすびを食べながら薪とガスどっちの方が二酸化炭素を排出しているのか考えたり、石を削って絵の具を作ってみたら普段使っている絵の具の材料が気になってそれを排水として流すことに意識がいくのも面白い。
柔らかく粉にしやすい川の石の種類に気が付いた子ども達。紙に書いてみると青や赤など想像もしなかった発色に
ーーーー みっけにはいわゆる教科の授業がない。そういう意味では、メンターの役割や力量が重要だなと思う。教科書の順に沿って授業をするのとは全然やり方が違うよね。ようちゃんはそのあたりどう考えてる?
富樫 スリーステップ。まず、受け止める。子どもの発見や今いる場所から、何かしら受信する力が必要。次に、それを広げる。「これってなんなんだろう」って疑問や考えを広げていく。三つめが、つなげる。疑問に対して、原因や解決策を探すためにはどうしたらいいんだろう、ここに行けばヒントがあるかもってなったら、それをつなげていく。
目の前からしっかり受信する時には、目の前じゃないものと受信して、それをみっけという場所につなげるみたいな感覚がある人が向いてるんじゃないかな。
みっけで使った食器の油を落とす時、洗剤を使わずに灰を使うのはなぜなのか、疑問をもったある子どもが身の回りにあるものの性質を科学実験。雨水と湧き水、灰とアルコール、すだちと塩。性質をうまく使うと暮らしに活かせることも分かる実験結果に
不便だけど、頭と心が動く暮らし
ーーーー 最後に。神山で暮らしてみて、どう?
富樫 幸せですね。トータル幸せです。職場環境とかだけじゃなくて、人生の話かな。
例えば、今は時間のゆとりがある。公務員してる時は、朝5時に起きて、夜12時まで仕事してコテンと寝るみたいな、ほぼそういう感じで。何かを考える時間もない。でも時間が生まれると、本当に自分がしたいことをちゃんと考えられるようになる。無駄な時間も過ごしてますけどね。
転職してわかったのが、最初は雇用条件や労働環境ばっかり見てるんですけど、自分がそこの地域に入って、どんな暮らしをして、どんな人とつながってるかってことを想像するのが大事。今、僕は神山で全部すごく満たしていただいてるな、幸せだなって。
不便なこともあるんですけど、その分、頭と心が動いてるような感じがするんですよ。例えば「ガス代もったいないね」って七輪買ったんですけど、めちゃくちゃ楽しいし、美味しいし、経済的にいい、みたいなとこあって。頭を働かせて、心も感動してる。
不便がオールOKとは思わないけど、豊かになった気がする。使えるものが減ったはずなのに、豊かに感じるの。自分の手でできることもちょっと増えていくのかな。僕はあんまそういうタイプの人間じゃないと思うんですけど。
毎日の掃除当番は薪割り、杉の葉集め、生ゴミを土に分解してもらう、など珍しい項目が並ぶ。子どもたちは暮らしの選択肢を学んだ後、自分の人生でどんなチョイスをするだろうか
住んでて感動するのはあれかな、先日パン屋に行った時に、おまけで前日焼きのパンをくれて。そういう何気ないのって 久しぶりだな。思い返せば初任の時も、肉屋さん行ったらお肉くれたりしてて。金額にしたら数百円の話かもしれないですけど、なんかハートフルで、嬉しく感じたりする。
ちょうど退勤する時に、近所の人と遭遇するのでちょっと話す。前だったら多分素通りしてたと思うんですけど、地域の知ってる人に声かけたりかけられたりってのも面白い。
人に支えられて生きているというのが、実感としてありますね。
みっけではお米は必ず火で炊く。20名分以上の米を炊く羽釜の扱いは、子どもたちが卒業するときに持っているスキルの一つ
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日々の暮らしの中で子どもたちを地域とつないだり、地球とのつながりを感じられるように場づくりをしていく。これはちょっと難しく聞こえるかもしれません。
自然環境やパーマカルチャーについて少しでも関心があれば、知識や経験はなくても大丈夫です。大事なのは子どもたちと一緒に目の前のものを面白がる姿勢であり、新しい世界へ楽しんで飛び込んでいける好奇心なのだろうと思います。
そんな学びの在り方を実践してみたい方へ。ご応募お待ちしています。
募集要項
雇用形態 | 常勤職員(正社員) |
勤務地 | 徳島県名西郡神山町神領南上角247 |
給与 | 月給:20万円(3か月の試用期間あり) |
待遇 | 〈保険〉雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険 |
勤務時間 | ・勤務時間 8時30分〜17時 |
仕事内容 | ・子どもの活動のサポート |
必要な資格・経歴 /求める人物像 | ・資格:普通自動車免許 ・0から1を立ち上げることを楽しめる人 |
勤務開始予定 | 2025年3月〜(応相談) |
募集期間 | 2024年11月1日〜採用が決まり次第終了 |
応募について | 応募について以下のフォームよりご応募ください。 求人に関するお問い合わせ |
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