新刊『つながりの子育て』収録予定の公開対談をしました!
手をとり合って、子育てしよう。
たいへんなら、助け合おう。
そんな子育てを実践している人たちが、全国のあちこちにいます。
たとえば、自主保育、プレーパーク、森のようちえん・・・
そこは、なぜだか不思議と赤ちゃんも、きょうだいも、妊婦さんもゴロゴロいて、
いつもわちゃわちゃにぎやかです。
安心できる子育てって、なんだろう。
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発達心理学の視点から、「コミュニティで子どもを育てる」ことの歴史から現代への考察と、ヒトの間で子どもが育つことの大切さを論じ、各地の実践者の声を集めた本が、2023年秋に出版されます!
子育てを捉えなおすだけでなく、子どもの世界を尊重することが「子育ち」を大きく促す、その「育つ力」も見直していきます。
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手づくり保育を11年間続けてきたぺんぺんぐさを、ずっと応援してきてくださった菅野さん。菅野さんの授業に、土井も毎年お話させていただいてきました。そんなご縁から、共著という形で作っているところです。
巻末には、2人の対談も掲載される予定です。
その対談を、せっかくだからライブで聞いていただきたい・・・それが、今回の企画です。そのインスタライブのアーカイブ動画を1週間限定で公開いたします。
(※対談では、森のようちえんの実践から3分野活動の共通点を浮かび上がらせたつもりですが、本への収録の際は、さらにわかりやすくまとめられたらと思っています)
https://youtu.be/wVDFIV0fX8c
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【トーク(共著者)】
●菅野幸恵
青山学院大学コミュニティ人間科学部教授。前・青山学院女子短期大学子ども学科教授。専門は発達心理学、子ども主体の保育や、親子の育ちの場としての自主保育・青空保育へのフィールドワークを続ける。自然体で穏やかな語り口で、各地の母親たちに元気と安心感を届けている。
○著書:『あたりまえの親子関係に気づくエピソード65』(新曜社)『甘えれば甘えるほど「ひとりでできる子」に育つ』(PHP研究所)ほか、雑誌等にも執筆。
●土井三恵子
NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ理事/共同代表/保育士。10年の田舎暮らしと2人の出産を経て、療育センター・里山保育を行う保育園などに勤務、青空保育を立ち上げ12年目。「ひとりで子育てしないで」を合言葉に、都会の親子に四季折々の自然と、子の自ら育つ力を喜び合う子育ての魅力を提案。保育士、幼稚園教諭免許、小学校教員免許、中学・高等学校理科教員免許。
○コラム連載『大きな空の下の、ちいさな なかまたち』ウェブマガジン森ノオト(~2021)
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~「はじめに」より~
大学生の娘が『つながっているのに孤独』という本を持ち帰ってきました。ドキッとしました。
ゼミで読み合わせしている本で、SNSを深堀りし読みすすめるうちに、みんなズーンと気が重くなっていくみたい、とのことでした。
いま若者たちは、スマホやSNSの普及で、24時間「つながり続ける」人間関係に囲まれているのだそうです。あちこちで「つながろう」「シェアしよう」という言葉が聞かれる時代。ところが一方で「コミュニケーション力の低下傾向」や「地域社会の希薄化」という社会問題が取り扱われ、そんな社会が育児不安や孤立した育児を招いていると叫ばれています。
このような矛盾をかかえる今だからこそ、あえて『つながりの子育て』というタイトルを考えました。
子育ては、ひとりだとまさに苦行です。でも、分かち合う仲間がひとりでもいれば、不思議と辛さは半分に、喜びは倍以上にふくれます。「こう育てたい」「ああ育てなきゃ」ではなく、人と人との関係性が、子どもを育てます。子どもはモノではない、意志と「自ら育つ力」を持った存在であり、子どもと子ども、子どもと大人、大人と大人たち、そして自然と人間たちの関係性が、育ちを大きく促します。そのことを知ると肩の力がふっと抜けて、親も子も見守られる安心感のもとで子育てを味わうことができる。そんな古きよき子育てを、新しいカタチでつくっている全国のとりくみや、生き生きと実践している人たちの声も知ってほしい。
そんな想いをこめて、本書をお届けします。
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~目次予定~
序章 子ども・コミュニティとその源流
一章 子育てはひとりではできない
二章 地域に遊び(場)がなくなった
三章 子どもには遊びが必要だ
四章 家族以外の人と育つ、育てる―自主保育という子育ての営み
五章 地域のなかで育つ、育てる―冒険遊び場(プレーパーク)の可能性
六章 自然の力を借りながら育つ、育てる―森のようちえんでの育ちと運営
七章 地方での子育ち・子育て―移住という選択
八章 対談ー民主主義が子どもを育てる
付録 各実践団体紹介
※『つながっているのに孤独』シェリー・タークル ダイヤモンド社
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~対談内容~
1:35あいさつ(NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ紹介)
3:16出版までのいきさつ・内容
7:03自主保育・プレーパーク・森のようちえん、それぞれの説明
15:59森のようちえんと自主保育はどうちがうの?
24:34もともと子どもの民主主義的な育ちをやりたかった
31:29大切なことはめんどくさい?
41:09「自由」ほど難しいものはないかもしれない
47:27組織とは、本来「生きもの」であるはず
52:47「民主的な教育・育ちの場」に共通する子ども観とは
59:12幼児期は根っこを育てる大切な時期
1:11:27大人は、子どものグレーさに時間をかけて知っていく(子どものエピソード2つから)
1:32:14代替不可能な市民活動は、社会にヒントを与える?
~動画URL~
https://youtu.be/wVDFIV0fX8c
【ファシリテーター】
●野村夏子
コーチ/ファシリテーター/法人管理部ディレクター。夫の起業に伴う管理業務全般とともに、子どもの人身売買問題に取り組むNPO法人でスタッフとしても4年間勤務。子育ての悩みをきっかけに出会ったコーチングを学び、CPCC(国際プロコーチ資格)、NLPマスタープラクティショナー取得。誰もが本来の自分を取り戻し、お互いに認めあい活かしあえることを願う。
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