現場に出始めて最初の3年間は、様々な刺激と不安が入り混じって、自信と迷いが交錯しつつも日々現場に立つことになると思います。どんなにオープンな森のようちえんの現場であっても、その迷いを全て解消することは難しいでしょう。
「自分の保育」に対して悩みは尽きない日々の中でも、こども達の姿の中に私たちの答えが宿っているという実感もあることと思います。
そんな森のようちえんの現場経験が3年未満くらいの皆さんに、自身の実践を語っていただき、研究者や先輩にコメントをもらいながら、横のつながりの中で学び語り合う「若手勉強会」を今年も開催します。
今年は、同じ境遇の方々が傍聴できるチケットも用意しています。
毎回参加者満足度の高い勉強会です。森のようちえんの未来を担う若手の皆さんの更なる充実のために、ぜひご参加ください。
【期日】 2023年11月19日(日)13:00ー15:40(発表者の数により終了時間は若干変わります)
【開催方法】 オンライン開催(ZOOM)
【参加資格】
森のようちえん全国ネットワーク連盟の会員の方で
森のようちえん実践経験が概ね3年未満の方 先着5名程度
(11/1までに実践レポートを提出できる方)
【日程】
13:00 はじめのことば
13:10 発表① 発表10分 全体対話10分 助言5分
13:35 発表②
14:00 発表③
休憩 10分
14:35 発表④
15:00 発表⑤
15:25 まとめ
15:40 終了
【進行・助言等】
沼倉幸子(千葉県 森のようちえんはっぴー ネットワーク連盟理事)
京井麻由(静岡県 野外保育ゆたか ネットワーク連盟理事)
小林成親(長野県 山の遊び舎はらぺこ ネットワーク連盟理事)
【スーパーバイザー】
山口美和(上越教育大学大学院 准教授)
【参加費】 ネットワーク連盟会員限定
発表者 4,000円
ギャラリー(視聴のみ)1,000円
(アーカイブ配信は行いません)
【参加にあたってのお願い】
・発表者の方には事前にこちらよりレポートダウンロードの上記入していただき、レポートを11月1日までに提出していただき、当日それに基づきながら実践発表を行っていただきます。
・レポートとは別に写真や動画等ある場合は、発表時に画面での共有が可能です。
・レポート発表後は、その他の実践発表者も交え対話を行います。
・若手実践者ではあるが、発表が難しく、勉強会を視聴したい。という方のために「ギャラリーチケット」を用意します。ギャラリーの方は、会の中では発言はできません。対話の中に大きな学びがあります。ぜひ発表での参加もご検討ください。
【申し込み】
こちらのページから。発表者は先着順です。
●昨年の参加者からの発表者の感想とお誘い●
私にとって、若手勉強会は「立ち止まる」ことができた時間だったなと思います。
毎日が刺激的で、同時にあまりにも全力で、楽しさも気づきも焦りも葛藤も忙しく過ぎていく日常において、
○「自分の思い」を「自分の言葉」にすること、
○自分の言葉を基に多様な先生方の視点を垣間見ること、
○他者の「思い」をじっくり聞くこと
は、日常から少し距離をとった場所で、一旦立ち止まって、冷静に、自分の保育・自分の思いを捉え直す貴重な時間となりました。
また、同じく全国の若手仲間の『日々の葛藤』には、「この人たちと一緒に頑張っていこう」と重なる思いに妙に励まされ、明日からも葛藤し続ける勇気と心づよさをもらいました。全ての経験を「これからの土台」にしていく時期に、この若手勉強会への参加もぜひご検討いただけたらと思います。