私が一緒に活動している、くしきの森子ども園では、市年度を迎えるに当たり、「子どもたちと一緒に森遊びを楽しみたい」という心をお持ちの職員、スタッフを募集しています。

【くしきの森の子ども園　森の中での発表会】
鹿児島県いちき串木野市に所在する。くしきの森の子ども園に12回目のお邪魔をしています。
今日は小雨の降る中で、子どもたちの森遊びを一緒に楽しんでいただく保護者参観日です。
保護者の皆様には、今日の森遊びは練習なしでぶっつけ本番の発表会で、練習に練習を重ねた見せる発表会ではありません。
そこで、今日はできるだけ口も出さない、手も出さないで見守り、励ましてほしいですとお願いして森の中に入りました。
子どもたちにが森の入り口に立つと「この線から手前は子ども園、これから先の森の中では自分で工夫して自由に遊ぶところです」と話します。

そして、森に向かて「よろしくお願いいたします」とあいさつすると、子どもたちは思い思いに森の中にはいいていきます。
メインの遊びにつくまでに、いくつかの坂のバリがあります。なだらかな坂、やや工夫の必要な坂、自分の背丈の５倍くらいはありりそうな坂というより、ほぼ切り立ったような壁。

子どもたちは自分の判断でそれぞれの坂に向かいます。切り立った壁に向かった子どもたちは、目の前にあり木の枝、この根っこ、草等何でもつかみ、ずるずる滑る泥の坂道を両手両足をフルに使って登りなす。

最後まで登りきる子もいれば、あとわずかだけど「これ以上は今の自分にはまだ無理」と判断しておりてくる子もいます。
その時保護者の方は「よくあそこまで頑張ったね」と抱きしめます。その時子どもの挑戦が報われるように思います。

メインの広場にたどりついた子どもたちにとっては周りにあるすべてのものが遊び道具になります。
誰に遠慮することなく、誰かの顔色をうかがうこともなく、ややひやりとすることにも、果敢に取り組み遊び続けます。
できることなら、「私もこの年齢に戻りたいな」と思ったひと時でした。

※くしきの森子ども園では、「子どもたちと一緒に森遊びを楽しみたい」という心をお持ちの職員、スタッフを募集しています。
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