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身体に出会いなおす。馬と方条遼雨さんと〜馬&身体合宿@岩手【9/14-16】※日帰り参加可、一部オンライン配信

身体に出会いなおす。馬と方条遼雨さんと〜馬&身体合宿@岩手【9/14-16】※日帰り参加可、一部オンライン配信

馬と身体合宿 三陸駒舎in岩手(2泊3日の宿泊枠は残り2名、日帰り単発参加は受付中です。)
身体思想家の方条遼雨さんと築100年を超える古民家再生し、馬と共にある暮らしをされている三陸駒舎での2泊3日の合宿です。馬との交流を通して、身体と心の探究します。

メイン講師 方条遼雨さん

身体思想家/場作りコンサルタント/心体コーディネーター/玄武術【天根流】(あまねりゅう)代表。
 甲野善紀、中島章夫に武術を学ぶ。両師の術理に独自の発見を加え、「心・体の根本原理の更新」と脱力に主眼を置いた「玄運動(げんうんどう)」「玄武術(げんぶじゅつ)」を提唱。師の甲野と共著の出版・合同講師も務める。

著書 上達論身体は考える
ウェブサイトX(旧Twitter)

子どもに関わる方にオススメ!
〜〈あり方〉が養われる「馬と身体合宿」

記:黍原豊(三陸駒舎)

子どもに関わる方にオススメの「馬と身体合宿」です。それは、なぜか?

子どもの現場では、「〈やり方〉よりも〈あり方〉が大事」とよく言われます。
でも、どうやって〈あり方〉を養えば良いのか、いまいちピンと来ない方も多いと思います。

馬との関わりから〈あり方〉の整え方について考えていきます。
馬と関わるためには、いわゆる言語ではないノンバーバル・コミュニケーションによって行われます。

例えば、馬と一緒に歩く際に、「さあ、一緒に歩こう!」と言葉に出すだけでは、馬に対しては意味を成しません。視線や身体の動かし方など、身体的なメッセージを発する必要があります。しかも、馬の反応をみながら、即時に身体的なメッセージを変化させます。最初のうちは、考えて…そして身体を動かして、という段階を経ますが、実はそれでは手遅れ。馬の状態は既に変化しています。より深いコミュニケーションを図るためには、馬の反応に身体が自然と応答して、考える前に身体を動かす必要があります。
方条さんは、身体についての話の中でも同じようなことを言われています。「情報の更新性」と表現されていて、どんどん状況が変わっていくので、適切な状態は常に変わると話されていました。

この馬との関わりは、馬を子どもに置き換えても同じことが言えます。子どもから働き掛けがあったり、何か言動があったことに対して、考えて応えるのは、〈やり方〉に視点が置かれている状態です。考える前に身体が応答する状態が〈あり方〉で対応していると言えます。

考えないで身体が動くためには、そういう身体である必要があります。「そういう身体」というのが、まさに〈あり方〉を養う鍵となります。様々な刺激や反応に対して、考えることなく適切な応答ができる準備ができている。そんな状態は、〈あり方〉が整っていると言えます。
馬との関わったり、自分の身体を見つめ直すことで、今の身体を把握し、「そういう身体」を模索し養っていくことができます。

具体的に〈あり方〉を整えてく様子を、馬との関わりの場面、方条さんの身体の教室の場面で例を挙げます。
例えば、馬との関わりの場面。馬と一緒に歩いているときに、こちらに緊張感があると、馬の身体も緊張します。馬は、関わる人の意識にも上がっていない無意識の状態をも読み取り、馬は身体の動きとして返してきます。馬の身体の動きを通して、鏡のように関わる人の状態を映し出します。しかも、馬は固定化された関係性ではなく、関わる人の状態に応じて関係性を変化させます。
例えば、方条さんの身体の教室の場面。身体に余計な力みが入っていると、相手の状況に対して、自分の体が適切に動かない。余計な力みを抜くと身体がどのように動くのか、その時の感覚はどのようなものか、というように、方条さんの身体の教室では、様々な身体の感覚を一つ一つ丁寧に扱います。
このようにして、馬と関わったり、身体の感覚に向き合ったりすることで、〈あり方〉を整えるために必要な具体的かつ適切な気付きを得ることができます。この気付きを重ねていくことで、身体が変わり、「そういう身体」に近づき、気付いたら〈あり方〉が養われていきます。

今回の「馬と身体合宿」では、馬との関わりを通して自分自身の無意識の状態が露わにされて、その状態の気付きを持って方条さんの身体の教室で、自分の身体と丁寧に向き合う。馬と身体の時間が入り交じり、様々な感覚を味わいながら、最後は自分自身の中で一つに統合され、違った身体になる。
そんな時間にしたいと思っています。
ここまで読んで、何か心動くものがあった方は、ぜひ3日間ご一緒しましょう。(日帰りでの参加も可能です。)

日程

2024年9月14日(土)~9月16日(月)

  • 9/14 10:30 北上駅集合予定
  • 9/16 17:00 北上駅解散予定

宿泊 ※宿泊なしの日帰り参加も有り

2泊3日 定員15名(室内12名、テント3名) 

三陸駒舎の築100年を超える古民家およびフィールド https://kamakoma.org/
〒026-0411 岩手県釜石市橋野町第9地割44番地7

参加費

お申込み確認後にお振込み方法を別途ご案内します。

① 3日間全参加・宿泊あり

  • 50,000円 2泊3日の宿泊費、食事代6食分、合宿中の教室代、ホースセラピー代

※北上駅までの交通費は各自ご負担ください
※北上駅から三陸駒舎までの送迎は先着順とさせていただきます。送迎が必要な方が予定数を超えた場合、レンタカーなどご相談させていただきます。

② 教室単発参加・宿泊なし(1日のみ日帰り参加)

  • 各教室10,000円(1日あたりの参加費)
    (9/14(土)、9/16(月)は鼎談、対談の参加も含む)

③ 鼎談(14日15:00‐16:30予定)・対談(16日13:30‐15:00予定) 

  • 現地参加 3,000円/1回
  • オンライン参加 2,000円/1回
  • アーカイブ 2,000円/1回

キャンセルチャージ

開催日前日から起算してさかのぼって 

  • 3日前より(9/10以降)100%
  • 7日前より(9/7-9/9) 50%
  • 10日前より(8/14-9/6)30%

詳細

三陸駒舎にて馬のいる生活を体験しつつ、馬とのコミュニケーション、方条遼雨さんと古武術をベースにした身体の探求をする予定です。自由時間には、自然の中でのアクティビティを予定しています。14日の鼎談、16日の対談はオンライン配信も予定しています。

9/14(土) 1日目 ※北上駅または現地集合

  • 方条さんの教室(子どもたちと一緒に)
  • 鼎談 方条遼雨×吉満明子×ゲスト

9/15(日) 2日目

  • AM ホースセラピー+方条さんの教室
  • PM ホースセラピー+方条さんの教室

9/16(月・祝) 3日目

  • AM 方条さんの教室+振り返り
  • 対談 方条遼雨×黍原豊「馬や自然と共に、子どもの身体を育む(仮)」

申込み

こちらのフォームをお送りください。

申し込みフォーム

主催・問い合せ先など

主催 Playful Life Lab.
実施協力 三陸駒舎

問合せ先 playfullifelab【アットマーク】gmail.com
※【アットマーク】を@に置き換えて送信下さい。


Profile image
全国で教育的な牧場を経営する寄田と復興まちづくりに携わる黍原を中心に2015年4月に設立。築90年の古民家を拠点に、馬と共に暮らす地域文化をベースにエコツーリズムやホースセラピーなど新たな仕事を起こし、誰もが心豊かに過ごすことのできる持続可能な地域の未来をひらきます。2017年の年より障害児を対象としたセラピー事業も開始。

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